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陸王は実話でモデル企業あり?ドラマあらすじとキャストや感想・評価

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ドラマ『陸王』は、2017年10月期の日曜劇場(21時〜放送)ドラマになります。

原作となったのは池井戸潤さんの小説『陸王』。

池井戸潤さんといえば、『半沢直樹』、『下町ロケット』、『ルーズヴェルト・ゲーム』といった数々の人気作を輩出したベストセラー作家で、その実写化作品はほぼ全てが成功を納めています。

 

ドラマ『陸王』は、そんな池井戸潤さんの原作小説が役所広司、山﨑賢人、竹内涼真、風間俊介など超豪華なキャストで実写化されたドラマとなっています。

ここではドラマ『陸王』のストーリーについて、あらすじ、キャスト、池井戸潤さんの原作小説、実話でモデルとなった企業「きねや足袋」、視聴者の感想・評価・評判をまとめました。

ドラマ『陸王』の基本情報

陸王

ドラマ名:陸王
放送日:2017年10月15日
放送時間:毎週日曜21時00分〜(日曜劇場枠)
放送局:TBS
出演者:役所広司、山﨑賢人、竹内涼真、風間俊介など
原作:池井戸潤『陸王』
脚本:八津弘幸

ドラマ『陸王』のあらすじ

ドラマ『陸王』は、2017年10月15日、日曜日21時(日曜劇場枠)よりTBSにて放送が開始されました。

ベストセラー作家の池井戸潤さんの小説『陸王』が原作となっており、そのことも相まって2017年秋ドラマの中でも要注目のドラマとなっています。

それではドラマ『陸王』とは、一体どのようなストーリーなのか?

ドラマ『陸王』第1話のあらすじをまとめました。

主人公・宮沢紘一(役所広司)は、埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」の四代目社長。

彼は足袋の需要が年々先細っていくから、ここ最近は毎日のように資金繰りに頭を悩ませていた。

 

ある日、宮沢はメインバンクである埼玉中央銀行へ、追加融資の相談のために訪れていた。

なんとか今回の稟議は受け付けてもらえた宮沢だったが、融資担当の坂本(風間俊介)からは、新規事業を始めてみてはと提案をされる。

唐突な話に、その場では軽く応えた宮沢。

しかし、「こはぜ屋」の存続がかかっているだけに、だんだんとそのことについて真剣に考えはじめていく。

 

そしてほどなくして、宮沢はあるきっかけで

“裸足感覚”を追及したランニングシューズの開発

という新規事業に着手することを決意する。

これなら足袋製造会社として、これまで培った技術が活かせると閃めいたのだ。

 

早速、新規事業を進めるに向けて動き出した宮沢は、融資担当の坂本に相談する。

すると、スポーツ用品店の店主でランニングインストラクターの資格を持つ有村融(光石研)を紹介され、その有村から愛知県豊橋市で行われる国際マラソン選手権を見に行こうと誘われる。

豊橋国際マラソンは、まさに今、学生時代にライバルとしてしのぎを削っていた実業団ランナー・茂木(竹内涼真)と毛塚(佐野岳)が出場することで話題となっている大会だ。

 

宮沢は、その誘いに乗り、息子の大地(山﨑賢人)とともに豊橋へと向かった・・・

役所広司さん演じる主人公の宮沢が、彼が経営する足袋製造会社の経営不振をきっかけとして、新規事業として靴の開発を進め、企業を見事再生させることができるのか?といった奮闘する姿を描いたストーリとなっています。

ドラマ『陸王』公式予告動画

ドラマ『陸王』の公式予告動画もありますので、そちらも是非ご覧ください。

  • ドラマ『陸王』予告編動画
  • ドラマ『陸王』予告編動画(別バージョン)

また以下、ネタバレ注意の内容ですが、第1話のダイジェスト動画も公開されていますので、より詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

  • ドラマ『陸王』第1話ダイジェスト動画(ネタバレ注意)

※動画は削除されました。

ドラマ『陸王』の主題歌や劇中歌

ドラマ『陸王』には主題歌はありませんが、第1話の劇中歌としてLittle Glee Monster(リトルグリーモンスター)が歌う平原綾香さんの「Jupiter」が流れました。

リトルグリーモンスターの曲が感動的なシーンを盛り上げてくれています。

こういった細かい部分も見どころとなっています。

ドラマ『陸王』のキャスト・出演者が豪華すぎる!

ドラマ『陸王』の見どころの1つは何と言っても、そのキャスト陣・出演者の豪華さ!

主演は超大物俳優の役所広司さんが務めており、そのほか、

  • 山﨑賢人
  • 竹内涼真
  • 風間俊介
  • 音尾琢真
  • 志賀廣太郎
  • 光石研
  • キムラ緑子
  • 寺尾聰
  • 阿川佐和子
  • 檀ふみ
  • 市川右團次
  • 小籔千豊
  • 上白石萌音

といった超人気若手俳優からベテランの俳優までそろい踏みで出演しています。

  • 役所広司さん、山崎賢人さん、竹内涼真さんの3ショット

 

  • 山崎賢人さん、竹内涼真さん、阿川佐和子さんの3ショット

 

  • 山崎賢人さんと上白石萌音さんによる宮沢兄妹

 

  • 竹内涼真さん所属のダイワ食品陸上部

 

  • ドラマ『陸王』豪華出演者がそろい踏みの写真!

それではこれらの豪華なキャスト陣は一体どのような役柄を演じているのか?

それぞれの役所を見ていきましょう。

『陸王』こばぜ屋で働くキャスト一覧

まずドラマ『陸王』の主人公が経営する老舗足袋メーカー「こはぜ屋」に関わるキャストたちです。

宮沢 紘一(みやざわ こういち)演:役所広司

本作の主人公である埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長である。

しかし、時代の変化に伴って、年々、足袋の需要が減少したため、近年では厳しい状況に追い込まれ、会社経営に悩まされていた。

そんな中、その経営を立て直す打開策、新規事業として、マラソン足袋「陸王」の開発をスタートさせる。

宮沢 大地(みやざわ だいち)演:山﨑賢人

紘一の長男。

大学を卒業するが、就職に失敗してしまったため、父親が経営する「こはぜ屋」を手伝いながら就職活動中である。

しかし、内心は自分が本当にやりたいことを見つけられずモヤモヤしている。

父親の会社「足袋屋」には将来性がないため、「跡を継ぐつもりはない」と父親には反発している。

安田 利充(やすだ としみつ)演:内村遥

「こはぜ屋」では中堅社員で係長。通称・ヤス。

面倒見もよく従業員たちのまとめ役となっており、新規事業にも関わる。

仲下 美咲(なかした みさき)演:吉谷彩子

「こはぜ屋」のベテラン揃いの縫製課の中でも最年少の従業員。

正岡 あけみ(まさおか あけみ)演:阿川佐和子

「こはぜ屋」縫製課のリーダーで縫製課を束ねる元気一杯のおばさん。

水原 米子(みずはら よねこ)演:春やすこ

「こはぜ屋」縫製課の中でも「あけみ」に続く縫製課のナンバー2的存在。

西井 冨久子(にしい ふくこ)演 :正司照枝

「こはぜ屋」縫製課で働く最年長の従業員で宮沢のことは生まれた時から知っている古株。

橋井 美子(はしい よしこ)演:上村依子

「こはぜ屋」縫製課の従業員でムードメーカー。

富島 玄三(とみしま げんぞう)演:志賀廣太郎

「こはぜ屋」専務取締役、経理担当。宮沢ら「こはぜ屋」の面々からは「ゲンさん」と呼ばれている。

『陸王』宮沢家のキャスト一覧

続いて、主人公・宮沢紘一(役所広司)の家族、宮沢家のキャストです。

宮沢 茜(みやざわ あかね)演:上白石萌音

宮沢家の長女で、大地の妹。

家族思いの優しい高校3年生。

宮沢 美枝子(みやざわ みえこ)演:檀ふみ

紘一の妻で夫のことを陰ながら支える。

就活で悩む大地や家族のことは全て把握している。

『陸王』陸上部関係のキャスト一覧

次に、ドラマ『陸王』のこばぜ屋に並んで重要なポジションにある「ダイワ食品」と「アジア工業」陸上部のキャスト一覧です。

茂木 裕人(もぎ ひろと)演:竹内涼真

「ダイワ食品」陸上部の選手で、学生の時には箱根駅伝5区を走った有力選手。

「豊橋国際マラソン選手権大会」でのレース中に膝を痛めてしまい、フォームを改良するなどして復活を目指す。

宮沢の「陸王」開発にも大きく関わる。

城戸 明宏(きど あきひろ)演:音尾琢真

「ダイワ食品」陸上部監督で、ライバルである「アジア工業」打倒を目標に掲げて、日々、部員たちを叱咤している。

平瀬 孝夫(ひらせ たかお)演:和田正人

「ダイワ食品」陸上部の選手で後輩の面倒見の良いまとめ役。

立原 隼人(たちはら はやと)演:宇野けんたろう

「ダイワ食品」陸上部の選手でエース的存在。

毛塚 直之(けづか なおゆき)演:佐野岳

「アジア工業」陸上部の選手で、茂木とは過去に箱根駅伝5区でデッドヒートを繰り広げたライバル的な存在。

日本の陸上長距離界を担う天才ランナーとして、注目を浴びている。

『陸王』アトランティス関係のキャスト一覧

ドラマ『陸王』のこばぜ屋とはライバル的な存在である、米国の一大スポーツ用品メーカー「アトランティス」社関係のキャストです。

小原 賢治(おばら けんじ)演:ピエール瀧

「アトランティス」営業部長で利益至上主義の冷たい男。

佐山 淳司(さやま じゅんじ)演:小籔千豊

小原の部下で「アトランティス」営業担当。

「ダイワ食品」陸上部の担当でもある。

村野 尊彦(むらの たかひこ)演:市川右團次

シューズ調整のプロ、ベテランシューフィッター。

多くの選手に慕われており、ランニングシューズ業界のカリスマ的存在。

『陸王』埼玉中央銀行行田支店のキャスト一覧

経営不振に陥っている「こばぜ屋」を主に金銭的な面でサポートしてくれる埼玉中央銀行行田支店のキャスト一覧です。

坂本 太郎(さかもと たろう)演:風間俊介

「埼玉中央銀行行田支店」融資課で働く銀行マン。

企業の大小ではなく、人との繋がりを大切に考える心優しい人物で、経営不振に陥っていた「こはぜ屋」に新規事業の参入を提案した人物。将

大橋 浩(おおはし ひろし)演:馬場徹

坂本の上司で、「埼玉中央銀行行田支店」融資課長。

「こはぜ屋」の新規事業参入をよく思っていない。

「銀行の利益」を優先して「『こはぜ屋』の社員のリストラ」を提示する。

家長 亨(いえなが とおる)演:桂雀々

「埼玉中央銀行行田支店」支店長で、確実な利益だけを追求する堅物男。

ドラマ『陸王』の原作は池井戸潤の小説

ドラマ『陸王』は、ベストセラー作家・池井戸潤さんの小説『陸王』を原作として描かれたドラマです。

池井戸潤さんといえば、数々の人気作を手がけているだけに、その実写化作品ということで、それだけでも見る価値があると言えるでしょう。

内容は実話で実在の企業「きねや足袋」がモデル

実は、『陸王』の内容は実話で実在の会社がモデルになっていると言われています。

ドラマ『陸王』で主人公を演じる役所広司さんの会社「こばぜ屋」は、埼玉県行田市を所在とする従業員20人ほどの老舗の足袋業者という設定になっています。

そのことからモデル企業は、同じく埼玉県行田市にある老舗足袋業者

「きねや足袋株式会社」(埼玉県行田市佐間1-28-49)

だといわれています。

  • 『きねや足袋』の足袋づくり映像

「きねや足袋株式会社」は1929年に創業された老舗足袋屋。

現在の従業員数も26人という決して大きくはない会社で、「こはぜ屋」に近いものとなっています。

「きねや足袋株式会社」の歴史

1929年:先代が創業
1949年:初代中澤武男社長が中澤足袋有限会社を設立
1964年:ゴム底足袋の製造を開始
1966年:「きねや足袋株式会社」に改名
1970年:セミオーダー足袋の製造を開始
2006年:「足袋の館」を開館
2013年:「ランニング足袋 きねや無敵」を発売

上記の中でも2013年に発売された「きねや無敵(MUTEKI)」が、ドラマ『陸王』のマラソン足袋『陸王』のモデルとなったものとされています。

「きねや無敵(MUTEKI)」も「陸王」と同じく裸足感覚で走るシューズ開発をコンセプトに作られています。

この開発に至るまでには、かなりの険しい道のりがあったようで、その人間ドラマが『陸王』として描かれたようですね。

実際に、原作小説の作者・池井戸潤さんも「きねや足袋株式会社」を取材していることも明らかになっているので、陸王のモデル企業は「きねや足袋」で実話を元に作られたのは間違い無いものと思われます。

その世界観を精密に再現するために、ドラマの撮影は2017年1月1日にも行われ、実際に「ニューイヤー駅伝」の生のシーンがドラマでも放送されています。

これはドラマ製作陣の気合の入るぶりも伺えますね。

ドラマ『陸王』感想・評価・評判まとめ

ドラマ『陸王』を見た人からはどのような感想があがっているのか?

視聴者の感想・評価・評判をまとめました。

視聴者の感想を見てみると、

「池井戸作品のよさが引き出ている!」
「ストーリーが面白い!」
「話が濃厚で映画を見ているみたい!」
「キャストが超豪華!」

などの声が相次いでいました。

さすが、池井戸潤さんの実写化作品ということでかなりの高評価を獲得していることが伺えます。

まとめ

ドラマ『陸王』のストーリーについて、あらすじ、キャスト、池井戸潤さんの原作小説、実話でモデルとなった企業「きねや足袋」、視聴者の感想・評価・評判などをまとめました。

池井戸潤さん好きは間違いなくハマると思いますので、必見のドラマだと言えるでしょう。

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