フジテレビのドラマ『それでも、生きてゆく』は瑛太と満島ひかりが主演を務めたヒューマンドラマです。
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『世界の中心で愛を叫ぶ』『カルテット』など数多くのヒット作を世に送り出している坂元裕二が脚本を務めたことでも話題の作品。
今回はそんな瑛太、満島ひかり主演ドラマ『それでも、生きてゆく』のあらすじやキャスト、みんなの感想・評価に加え、動画1話から最終回の視聴方法までまとめて紹介します。
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ドラマ『それでも、生きてゆく』の基本情報
ドラマ名:それでも、生きてゆく
放送期間:2011年7月7日〜9月15日
放送時間:毎週木曜22時~22時54分
全話数:全11回
放送局:フジテレビ
脚本:坂元裕二
主題歌:小田和正『東京の空』
出演者:瑛太、満島ひかり、風間俊介、田中圭、佐藤江梨子、福田麻由子、村上絵梨、倉科カナ、安藤サクラ、柄本明、段田安則、小野武彦、風吹ジュン、時任三郎、大竹しのぶ
瑛太と満島ひかりが主演!『それでも、生きてゆく』とは?
「それでも、生きてゆく」は「Mother」や「カルテット」など、多くのヒット作を生み出し続ける脚本家・坂元裕二によるオリジナルドラマです。
2011年7月7日から9月15日までフジテレビの「木曜劇場」枠で放送されました。
悲劇を乗り越え、絶望と希望を繰り返しながら懸命に生きるふたつの家族の物語。
出会ってはいけなかったはずの男女が出会ってしまうところから物語は始まります。主演を瑛太、ヒロインを満島ひかりが演じ、その家族を大竹しのぶ、柄本明、時任三郎、風吹ジュンなど豪華キャストが演じました。
瑛太にとっては1年ぶりの連続ドラマ主演、また満島ひかりにとっては本作が初の連続ドラマヒロインでした。
主な撮影地は長野県や静岡県で、深い悲しみやその中に見つけるわずかな希望が、田舎ののどかで美しい風景とともに描き出されています。
『それでも、生きてゆく』のあらすじ
釣り船屋で働く深見洋貴(瑛太)は、15年前に妹を亡くした悲しい過去を抱えながら父の達彦(柄本明)と暮らしていた。
ある日洋貴は、釣り船屋で見知らぬ女を見つける。
女は遠山双葉(満島ひかり)と名乗った。
洋貴は双葉を自殺志願者と勘違いし、警戒しながら近付く。
双葉を連れて行ったファミレスで洋貴は、15年前に妹の亜季(信太真妃)を亡くしたことを淡々と話し始める。
15年前、中学生の洋貴は一緒に遊ぼうとねだる幼い妹を置いて遊びに出かけた。
帰ってくると亜季の姿はなく、翌日、湖で遺体で発見される。
亜季は、洋貴の友人、三崎文哉(風間俊介)に殺されていた。
事件をきっかけに洋貴の母、響子(大竹しのぶ)と達彦は離婚し、弟の耕平(田中圭)他家の婿養子になり、家族はばらばらになった。
なぜ出会ったばかりの自分にそんな話をするのかと尋ねる双葉に洋貴は、なにか同じものを感じたからだと言う。
このふたりは、出会ってはいけないふたりだった。
双葉の家族は執拗な嫌がらせから逃げるため、母の隆美(風吹ジュン)の旧姓、遠山を名乗って暮らしていたが、父の駿輔(時任三郎)だけは三崎を名乗っていた。
双葉は、亜季を殺した犯人、三崎文哉の妹だったのだ。
三崎一家は加害者家族に対する誹謗中傷を受け続けながら暮らしていた。
双葉は自分の家族に嫌がらせをしているのが被害者家族である洋貴だと思い、止めてもらうために近付いたのだった。
一方、犯人である文哉は、8年前に少年院を出て、名前を変え農家で働いて暮らしていた。
なぜ、当時中学生だった文哉は、幼い亜季を殺したのか。
親しくなるべき相手ではないとわかっていながら、傷を負った洋貴と双葉は近づいていき、ふたつの家族は15年前の辛い事件と再び向き合うことになる。
自分のせいで亜季が死んだと思う洋貴、兄は無実だという考えを捨てられない双葉。
苦しみ続ける家族、それぞれの想い。
出会ってはいけないふたりの出会いは、何をもたらすのか…?
『それでも生きてゆく』の予告動画
『それでも生きてゆく』のキャスト・出演者
『それでも生きてゆく』のキャスト・出演者一覧です。
深見洋貴:瑛太
リングサイドストーリー。釜山映画祭きましたー!!皆、観てねー! pic.twitter.com/6H01X09hSO
— 瑛太 (@mituoda) 2017年10月12日
15年前の事件で殺された少女・亜季の兄。
父の経営する釣り船屋「ふかみ」で働きながら父と暮らしている。
妹を友人の文哉に殺され、文哉が妹を殺した理由をずっと考えている。
妹の死を面倒を見なかった自分のせいだと思い、妹にやさしくできなかった後悔で自分を責め続け、そのうちに文哉へ復讐することを決めるが、双葉に止められる。
遠山双葉:満島ひかり
15年前の事件で少女を殺した少年・文哉の妹。
カーナビを作る会社に就職し、両親と事件の後に産まれた妹と、祖母とともに暮らしていた。
加害者家族として嫌がらせを受け続け、一家で引っ越しを繰り返す。
兄のことをとても慕っていて、冤罪ではないかという考えを捨てられずにいる。
その他、キャスト
- 深見達彦:柄本明
- 野本響子:大竹しのぶ
- 日垣耕平:田中圭
- 深見亜季:信太真紀
- 三崎文哉:風間俊介
- 三崎駿輔:時任三郎
- 遠山隆美:風吹ジュン
- 遠山灯里:福田麻由子
主題歌は小田和正「東京の空」
『それでも、生きてゆく』の主題歌は小田和正さんの「東京の空」です。
小田和正ソロ名義で8枚目となるアルバム「どーも」に収録されています。
『それでも、生きてゆく』の見どころ
「それでも、生きてゆく」の見どころを紹介していきます。
ヒットメーカー・坂元裕二の脚本
坂元裕二は、「Mother」や「カルテット」など、数多くのヒットドラマを産み出している脚本家。
作品の中に名セリフが多いことで有名ですが、本作にもぐっと心を揺さぶられるセリフが散りばめられています。
例えば、洋貴がファミレスでいきなり殺された妹の話を始めるシーン。
普通はそんな話した後にご飯食べられないという双葉に洋貴がこう言います。
「普通じゃないから!普通じゃない、妹、殺されるの。」
この一言でまだ物語は冒頭にも関わらず、妹を亡くして残された洋貴の悲しみの深さがみているこちらにもずしりとのしかかってきて、あっという間に物語の中に引きずり込まれました。
そんな忘れられない一言や、思わず胸に書き留めて置きたくなる名言の数々に注目です。
救いようのない物語から目が離せない理由
本作は、辛く悲しい過去をひきずり続ける被害者家族と、加害者家族の物語。
登場人物たちは、絶望しながらもわずかに希望を見つけ前を向いて行くのですが、その希望は本当にわずかなもので、またすぐに次の絶望がやって来て、過去からは逃れられません。
このように書くとひたすらに暗い内容のように思えますよね。
実際、テーマも重く、救いようのない物語ですが、なぜか目が離せません。
それは、登場人物たちがひたすらに魅力的だから。
物語の暗さとは裏腹に、コミカルに進んでゆく会話。
悲しい物語だからこそ、日常の何気ない会話がとても暖かく感じます。
そこにはひとりひとりの魅力が滲み出ていて、誰を憎んだらよいのかわからない登場人物たちの葛藤がそのままみているこちらにも伝わります。
重たいテーマにひきずられることなく進むストーリーの絶妙なバランスに、最後まで目が離せません。
誰も憎めない、魅力的過ぎるキャスト陣
被害者と加害者という、対立した存在を描くストーリーでありながら、誰の味方をしたら良いのか本当にわからなくなる本作。
主演のふたりはもちろん、キャストそれぞれの演技が素晴らしいです。
共通して、全員深い悲しみを背負った役を演じていますが、抱えている想いは違っていて、それぞれが演じ分けています。
過去にどんなに悲しいことがあっても生きて行かなくてはいけなくて、そうしていたら笑ったりすることもあって、でも忘れることはできない。
そんな心の内を些細な仕草や表情で感じ取ることができる細やかな演技で、想像もつかないような悲しい物語なのにやけにリアリティがあります。
特に双葉を演じる満島ひかりの、人を殺した兄のことを、家族のことを慕いながらも、被害者家族と関係を持つ中で揺れ動く複雑な演技は必見です。
『それでも、生きてゆく』のみんなの感想・評価
ドラマそれでも生きてゆく、見終わって、青と黄色って綺麗なんだなって pic.twitter.com/PIrRWbTdhW
— ー (@negaigotokanau) 2018年3月2日
フジネクで
それでも生きてゆくやってるやん!!
このドラマ好きやった〜最終話か、、、
1話から見たかったなぁ— はう@もきゅもきゅ (@hauchan39) 2018年3月8日
「それでも生きてゆく」
の #田中圭
良かったなぁ。
あの時は瑛太の弟役で
同時期の「おひさま」では
永山絢斗の兄役
永山兄弟に挟まれてた。
そういえばどちらも共演に満島ひかりだわ。— さぶごろう (@hnhn0906) 2018年3月6日
わたしそれでも生きてゆくってドラマの満島ひかりさんの演技めちゃくちゃすきで影響受けてる節ある
— 真砂路*☂︎*̣̩⋆̩ame (@engeki_0213) 2018年3月2日
最後に観たドラマがそれでも生きてゆくである僕が、またドラマを観始めようとするならそれは同じ人が書いたものがいい。なんとなく、それがいつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう、だった。
— D.MUTO (@d__muto) 2018年2月28日
それでも生きてゆくってドラマのヒロインが気合いを入れるシーン好きすぎて、なにかやるべきことがあるときはあそこを思い浮かべてる。いつもあそこは涙腺ゆるむ
— 佐藤4/1 (@Masato10490253) 2018年2月25日
みんなの感想・評価としては、主演・満島ひかりの演技を評価する声が数多く挙がっている印象を受けます。
『それでも、生きてゆく』の視聴率
- 第1話(2011年7月7日)禁断の出逢い…:10.6%
- 第2話(2011年7月14日)想い、絶たれて…:9.2%
- 第3話(2011年7月21日)お母さんだから…:7.4%
- 第4話(2011年7月28日)明かされた真実…:9.7%
- 第5話(2011年8月4日)居場所を求めて…:9.5%
- 第6話(2011年8月11日)招かれざる客:8.1%
- 第7話(2011年8月18日)心の闇について…:9.0%
- 第8話(2011年8月25日)それぞれの覚悟:8.8%
- 第9話(2011年9月1日)心はどこにある?:10.1%
- 第10話(2011年9月8日)対決の果てに:8.9%
- 最終回(第11話)(2011年9月15日)光の方に向かって…:10.1%
※視聴率はビデオリサーチより、関東地区・世帯
最高視聴率は1話の10.6%、最低視聴率は3話の7.4%、平均視聴率は9.3%を記録しました。
『それでも、生きてゆく』の動画1話〜最終回を無料視聴するには?
ドラマ『それでも、生きてゆく』は、フジテレビが運営する公式の動画配信サービスである
にて、第1話から最終回までフル配信されており、31日間の無料お試しを利用すれば無料視聴することも可能となっています。
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また、FODプレミアムでは、無料期間中に1300円分のポイントが無料配布されるため、これを利用すれば映画『君の名は。』など本来課金が必要な人気作品も無料で楽しめます。
登録は2,3分程度、解約は1分程度と簡単に行えるものになっていますが、登録方法、解約方法を詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてみてください。
『それでも、生きてゆく』以外にも同じ脚本家・坂元 裕二さんが手がけた『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』など、多数の作品を配信していますので、見れる作品のラインナップ等はFOD公式サイトをご確認ください。
まとめ
今回は瑛太と満島ひかり主演のドラマ『それでも、生きてゆく』のあらすじ、キャスト、主題歌に加えて、動画を1話から最終回まで視聴する方法などの情報をまとめました。
満島ひかりの演技が光り、またヒットメーカーの坂元裕二が脚本を務める本作、第70回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞を受賞するなど高い評判を受けたドラマになっています。
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※本ページの情報は2018年3月時点のものです。現在は配信終了している可能性もありますので、最新の配信情報等、詳細は公式ホームページにてご確認ください。
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